- 14
- 3.78
ツソはアフリカのタンザニアにすむ小さな男の子。おにいちゃんといっしょに、キリマンジャロ山のふもとの村にある、おばさんの家でくらしていますが、食べ物は少ししかもらえません。あるばん、ツソはおにいちゃんと、夜中に家をにげだして、バスターミナルのある町にたどりつきました。ここからバスに乗って、もっと大きな町へ行くのです。ところが、人ごみでおにいちゃんのすがたが見えなくなって…?路上でくらすことになった男の子が、ふたたびふるさとをたずねるまでをえがく、実話にもとづいた物語。小学校低・中学年〜。
レビュー(14件)
夏休みの読書感想文のために購入。すごくいいお話で親のが読み込んでしまいました。
ただいま!マラング村読書!
表紙も目立って良いと思います! 内容が兄弟の事なので子供が読みやすく興味がわくので読むのに時間がかからず、読書感想文が早く書きあがりました!
四年生の息子に
子供の読書感想文用に買いました。親子で読みたいと思います。
読書感想文用
夏休みの宿題用に購入。 早めに購入しないと、手に入らなくなるので、夏休み前に購入しました。 通塾している講師からのオススメの図書だったので、課題図書の中からこちらを選びました。
のめりこみ一気に読みました。
読書感想文の課題なので子供と打ち合わせて購入。 とりあえず、私と女房が読みました。 なんといったらよいのか、我々の日常から考えると驚愕な内容なのに、悲愴感もなく冒険記なのか?と勘違いするほどドキドキハラハラしますが、よくよく考えると主人公の少年が、世の中に翻弄されながらも必死に生きている様がつづられ、胸がジンくる話しでした。 先進国に暮らす我々にとってあたりまえのことが、実はあたりまえでなく、先人達やいったいどこの誰が今の仕組みを築いてくれたのだろうか? と、息子に考える良い機会になると思いました。 あたりまえのように学校に通い、勉強や食べ物の好き嫌いだとか、三食昼寝つき、布団は干された暖かいもので寝て、ゲーム、テレビし放題見放題。 くだらないことで兄弟げんか…。果たして、こういう子たちは主人公のツソのように、もくもくとただ生き抜くために対応してこれたのだろうか? 4年生の子だけでなく、お姉ちゃんと弟にも読んで聞かせて、家族で夏休みの時間をゆっくりつかっていろいろ話してみたいと感じた本でした。