「読んで楽しむ図鑑」が登場しました。「図鑑」といっても、名前を調べるための従来の図鑑とは一味違います。樹木、山野草をはじめ、森の動植物について、その特色、エピソード、由来、歳時記的知識に加え、野山での著者と動植物との出会い、自然と人とのつきあいなど がいきいきと描かれます。
岐阜県林務職員で森林インストラクターとして活躍する著者川尻秀樹氏と、 野山の植物と生きる人々との出会いもまた魅力的に描かれます。森と生きる人々の知恵、共生・すみわけの姿が浮かび上がります。人、生き物みんな主人公。思 わぬもの同士が結びつく。「あっ」という感動、学びが生まれます。森林インストラクター活動の知識をグンと広げてくれる本です。
レビュー(3件)
樹木医、森林インストラクターの著者が、その仕事の場であるフィールドを駆使して書かれたエッセー風の本です。森林インストラクターらしく、樹木、草花、森林動物、きのこ、森林の風俗(民族)について書いています。魅力的なところも多いが、残念ながら文章が硬いように思う。それによって、何か硬いままの果実を、食べさせられているように感じてしまうのは自分だけなのだろうか。森林インストラクターってこんな固い話し方をするのだろうか?現場ではもっと陽気に話していると思うのだが。