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自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、テレビ・ドラマの脚本執筆で知り合った元刑事のホーソーンから連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を描かないかというのだ……。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。7冠制覇『カササギ殺人事件』に続く、ミステリの面白さ全開の傑作登場!
自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、テレビ・ドラマの脚本執筆で知り合った元刑事のホーソーンから連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を描かないかというのだ……。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。7冠制覇『カササギ殺人事件』に続く、ミステリの面白さ全開の傑作登場!
レビュー(283件)
翻訳小説は読みづらいことが多いが、こちらは比較的読みやすい。バディものを読みたかったので楽しめた。シリーズものなので、続編も購入したい。
書評にて購入しました。 海外ものが好きな人々は数多くいるかと 思いますが、バックグラウンドがない分 どうしても、なかなか入りこめません。
早速ありがとうございました。即日完読。ニコニコ。
前作「カササギ殺人事件」でミステリー賞を総なめにしたホロヴィッツの新作です。 作中作のトリックで読書をあっと言わせた前作。今作は現実と虚構を巧みに取り混ぜ、独自の世界を構築した意欲作。 もちろん殺人事件を始め、全てがフィクションではあるが、作者自身の実生活を随所に織り込む事で、あたかも実体験を描いているかのように感じさせる仕掛けは見事です。 複雑な人間関係が事件解決の軸となり、ワトソン役の(と云うよりヘイスティングですね)作者のミスリードに読者が翻弄される等、アガサばりの英国ミステリーが十分楽しめます。 ただ、探偵役のホーソーンが有能ではあるが、人間性に魅力を欠け、感情移入出来ないところがマイナス点。
まあまあです。
前作ほどのインパクトはなかったけど、最終局面は面白かったです!