【POD】神様と遊ぼう!! 新宿歌舞伎町を守護する稲荷鬼王神社
日本最大級の歓楽街、東京、新宿歌舞伎町エリアの東北角に、「鬼の王」の名と力を持つ神様を祭る神社が鎮座している。「稲荷鬼王神社」である。御祭神は、宇賀能御魂命、月夜見命、大物主命、天手力男命……と意味深だ。江戸時代ごろから新宿と呼ばれるこの地を守護。境内の稲荷神社に「鬼王権現」を勧請し合祀したことから、いまの神社名となった。そんな歴史と鬼をも祭るところがユニークだが、それとともに、この神社の境内では、肩身が狭くなっている喫煙や特殊なジェンダー関係も許される自由さがあり、神とも鬼とも触れ合うことができる仕掛けも設けられ、さらに夜に参拝できる公共性がある。参拝者の常識をくつがえす、何でも受け入れてくれる寛容性が高い神社なのである。もちろん日本最大級の歓楽街、歌舞伎町の鬼門に鎮座しているだけに、睨みを利かすだけの鬼王パワーは半端ではない。御利益絶大のパワースポットなのである。本書は、そんなユニークな神社について、代々世襲されてこられた第十六代目の大久保宮司に、真正面から語っていただき、西田みどりがまとめ上げた「稲荷鬼王神社」の解説書である。
◇底本:同名書、2023年12月65日初版、知玄舎POD書籍、ISBN 978-4-910056-62-3
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