弥生時代から墳丘をもつ墓がつくられるようになり、その規模は次第に増大して古墳時代が到来。やがて前方後円墳などの巨大な古墳があらわれ、群集墓や横穴式石室の出現を経て古墳時代は終焉する。墳丘形態の変化から、文化の浸透や集団のネットワーク、築造技術の進展などを明らかにし、巨大古墳がいかに築かれるようになったのかを問う。
古墳の墳丘とはープロローグ/墳丘の増大とその起源(墳丘増大の意味するところ/方形周溝墓と方墳の周溝掘削パターン/弥生墳丘墓と前方後円形掘削パターンと箸墓古墳)/前期墳丘の構築施工面(山・平地形での墳丘成形/前方後円墳の墳丘構築の基本工程)/前方後円墳 中期墳丘のモデル(中期墳丘モデルを主導した古墳/最大の墳丘施工の実際と舞台裏/古墳づくりの集団系譜)/石室と墳丘の連鎖(埋葬主体と墳丘構築/横穴式石室墳の墳丘構築と石室/古墳時代後半期の墳丘設計)/横穴式石室と巨石(墳丘での横穴式石室の位置と巨石の架構/横穴式石室と墳形の相性/古墳群と群集墳の形成階梯)/次世代の墳墓へーエピローグ
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