「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! そんな悩みをかかえるアナタにとっておきのアドバイス。「空気」を読んでも従わない生き方のすすめ。
はじめに
1 なぜ先輩に従わなければいけないの?
2 どうして,人の頼みを断れないのだろう?
3 「世間」と「社会」
4 「世間」の始まり
5 「世間」を壊そうとする人達
6 根強く残る「世間」
7 「世間」は中途半端に壊れている
8 外国には「世間」はない
9 人の頼みを断るのがつらいヒミツ
10 もし人から頼まれたら
11 敵を知るということ
12 「空気」ということ
13 「世間」のルール1
年上がえらい
14 「世間」のルール2
「同じ時間を生きる」ことが大切
15 「世間」のルール3
贈り物が大切
16「世間」のルール4
仲間外れを作る
17 「世間」のルール5
ミステリアス
18 「世間」はなかなか変わらない
19 5つのルールと戦い方
20 強力な「世間」との戦い方
21 同調圧力
22 自分を大切に思うこと
23 仲間外れを恐れない
24 たったひとつの「世間」ではなく
25 私を支えるもの
26 スマホの時代に
おわりに
レビュー(123件)
入学課題の為に急いで購入しました。 すぐに届いたのでとても助かりました。ありがとうございました
子供の夏休みの読書感想文の課題のなかから選びました。
キレイに梱包され特に商品の方は問題なく届きました。 ありがとうございました。
著者・鴻上さんと言えば、自分の中ではオールナイトニッポン2部のパーソナリティだ。当時の自分が10代後半、となると著者は20代後半で、既にメジャーな演劇人だったんだ。本書は岩波ジュニア新書ということで、ターゲットは中・高校生だろう。本を読む彼ら、彼女らに向かって柔らかく「空気」に従わないでも生き苦しくない術を語り掛ける。悩める10代に読んでほしい良書。
ジュニア・・
ではありませんが、 大変、興味深く読みました。 この「世間」、「社会」と言う考え方は、 著者のオリジナルなのかな? また、本書の記述の様に、 優しく諭してもらった経験がないので、 もし、機会があれば、 そのように話してみたいな~と思いました。