本書は,文部科学省,ひきこもり地域支援センター,精神保健福祉センター,医療機関,大学や企業のカウンセリング・ルーム,民間の支援機関,家族会,居場所等でひきこもり支援に関わってきた執筆者らが,それぞれの立場からあらためてひきこもりとその支援を考えたものである。
ひきこもり当事者・家族のニーズと支援機関が提供できる支援とのずれを埋めるためにはどうしたらよいのか。当事者・家族の心情や状況を理解したうえでどのようなサポートができるのか。支援者がぶつかる壁を乗り越えるための指針となる一冊。
第1部 ひきこもり再考
序 章 「ひきこもり」対「自立」でよいのかーリカバリーの視点から 影山隆之
第1章 あらためてひきこもりを考える 高塚雄介
第2章 心のゆとりを作るためには 寺脇 研
第3章 若者の居場所の構想 田中治彦
第2部 これからのひきこもり支援
第4章 札幌市/北海道における取り組みー地域社会におけるひきこもり支援1 阿部幸弘・安保麻衣子・樋口正敏・三上雅幸
第5章 長野県における取り組みー地域社会におけるひきこもり支援2 小泉典章
第6章 わたげの会における取り組みー民間におけるひきこもり支援1 秋田敦子
第7章 家庭からの離脱がひきこもりには必要ー民間におけるひきこもり支援2 高橋淳敏
第8章 ひきこもる家族への支援と課題 池上正樹
第3部 ひきこもりのさらなる理解に向けて
第9章 ひきこもりの支援 研究と実践の循環 ロザリン・ヨン
第10章 ひきこもる若者の抱える不安 菅野 綾
第11章 ICTはひきこもり支援に役立つのか 鈴木健一
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