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政府や民間の調査会社など様々な機関が発表する統計は、私たちが経済や社会の動きを数字で把握するのに、とても便利なものである。しかし、世の中に氾濫するたくさんの統計を正確に読みこなすことは容易ではない。「積極的な人」、「大人しい人」、「怒りやすい人」、「泣きやすい人」、「せっかちな人」、「のんきな人」など、人間一人一人が独特の性格や行動パターンを持っているのと同じように、ひとつひとつの統計も、「上振れしやすい統計」、「下振れしやすい統計」、「変動の大きい統計」、「変動の小さい統計」など、独特のクセや動きのパターンを持っているのだ。具体的事例で統計センスを身につける本。
レビュー(59件)
『ほんまでっか』の門倉先生
テレビに出ている門倉先生はおねぇ言葉で女子アナにデレデレ。 そんなイメージの先生ですが、この本は面白い。数字を出されるとついつい信用してしまいますが、その数字が正しいのかを疑うべきだと仰っています。 新聞などを読む時に役立ちます。
前から読みたかった本ですが、著者がテレビで有名になったので購入しました。内容は好き嫌いがはっきりすると思いますが、軽く読み流すつもりならお勧めできます。
学校で使うというので依頼されて購入しました。近所の本屋さんで予約注文するよりも早く届いたので助かります。
統計には注意しようと思いました
とても面白い本でした。一部難解な数式がありましたが、全体が理解できないほどではありません。統計を勉強しておけばよかったと後悔してます。公に発表される数字で「?」と思うことがありましたが、この本を読むとそのカラクリがわかりました。データは発信者の意図や視点でどうにでも変えられることが良く分かります。
地下経済について結構書面を割いています。 他の本ではあまり書かれていないので面白かったです。