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未定稿・割愛部分を含む、400枚以上加筆の決定版!京極堂、夢を解く。 夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実(うつつ)の縺(もつ)れに悩む3人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏(どくろ)、山中での集団自決。遊民、伊佐間、文士、関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第3弾。
未定稿・割愛部分を含む、400枚以上加筆の決定版!京極堂、夢を解く。 夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実(うつつ)の縺(もつ)れに悩む3人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏(どくろ)、山中での集団自決。遊民、伊佐間、文士、関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第3弾。
レビュー(367件)
作品の舞台が在住している逗子市で、実在の場所も出てくるので事件の起きた場所どのあたりだろうなどど、妄想しながら読みました。前作からの描写もあるのでやはりシリーズを前後してもよいから読んだ方が良いと思います。
ふいに読みたくなり先ずは三冊ほど購入。 くどい描写が素敵なのですが、一度読むのを中断すると再び頁を捲るのに若干の勇気が必要なのが京極さんの作品の特徴でしょうか。
面白い!!
心理学が好きな人は間違いなくハマります。「神を信じ得ぬ牧師」これで、ノックアウト!! かなり熱中したので、1週間で読破! 京極堂、榎木津、関口、木場、そして敦子。この4人の物事の考え方、捕らえ方の微妙な違いのさじ加減が絶妙です。 京極堂シリーズでは、レビューの評価は余り良くないようですけど、それは読み手がどういう事に興味がの違いだけ。 読み始めたら止まらなくなったので、★5つ♪
京極ワールドです
はまりますねぇ。難しいところもある。今回はフロイトなんか出てきたり神道からカトリック、プロテスタントまで、、 作者京極夏彦の精神世界の構造を垣間見たような気がしました。それでいて難しくて飽きるということはなくぐいぐいストーリーに引っ張られていく。パズルのような構成にいつになったらこのパズルがきっちり繋がるのか、、。すとんと落ちないで胸にひっかかっているもやもやを抱えつつ、その膨大な本の厚みをものともせず読み進んでしまうのです。
ごぞんじ、京極夏彦シリーズ第三弾
アニメの「魍魎の匣」にはまって、京極夏彦の本を読むようになりました。 これはシリーズ第三弾です。 相変わらず分厚い本ですが、一気に読んでしまう魅力があります。