本書は、人間生活学科のスタッフが、それぞれに培ってきた教育・研究の成果を持ち寄り、それら相互の結びつきを具体的に提示する試みとして作成された。したがって、スタッフが分担執筆した記述は、スタッフ自身の研究対象や研究方法に基づき、一つ一つの独立したまとまりを形づくっている。同時に、これらの記述は、人間生活という共通の研究対象に対する多様なアプローチの可能性をスタッフ自身が広く意識したことにより、相互に一定の関連性を確保した内容となっている。つまり、本書は、個別専門領域からみた人間生活についての記述を単に並べたものではなく、それぞれの記述が直接的かつ部分的な重なりをもちながら、複雑・多様な人間生活を多面的に把握することができるよう配慮されている。
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