日本名作古典文学コミック化シリーズ第3弾
日本の古典文学の名作を、ベテランの漫画家が原典に沿ってビジュアル化するコミック・シリーズ、大好評第3弾!
コミック界の最長老・水木しげるが、日本三随筆のひとつで若い頃から愛読してきた中世の天変地異ドキュメント『方丈記』を活写! 平家興亡・源平争乱の平安時代末期を生きた無常の歌人・鴨長明の生涯を交えながら完全にコミック化しました! 名門・下鴨神社禰宜の子として生まれながら、跡目争いに敗れ、長年住んできた邸を追われるなか、10年足らずの間に若き長明は多くの災厄を体験。「安元の大火」「治承の辻風」「福原遷都」「養和の大飢饉」「元暦の大地震」という天災と人災を、戦争という一番の人災を生き抜いてきた水木サンが描ききる、現代にも通じる無常観! そして、その天変地異を経た無常の先にある方丈の草庵生活とは? けっして忘れてはならない戦争の記憶や災害の悲惨さを描いた、迫力の水木しげる版『方丈記〜鴨長明伝〜』です。
巻末寄稿/荒俣宏 作品解説/関口浩(駿台予備学校古文講師)
レビュー(14件)
中公文庫との比較がどうしても。。。
このシリーズは、水木しげるさんのみならず、大御所の池田利代子さんが執筆していたりするのでかなり期待していたのですが、内容は兎に角満足なのですがコスパは非常に悪いです。。。 コンテンツとしては、中公文庫の「日本の古典」シリーズよりも詳細に説明が加えられているような気がして、漫画と言えども読みごたえはあるのですが、せめて新刊で1600円クラスの本なら装丁はせめてハードカヴァーにしてほしかったです。(当シリーズは統一してソフトカバー仕様) 尚、中公文庫の単行本はこれより安い価格でハードカヴァー仕様で、加えて現在では全て文庫本化されていますからより割高感はある気がします。 あと、著者は水木しげるさんとなっていますが、絵柄はのんのんばあ位のころからのディフォルメが効いた感じで、著者の代表作の一つである「昭和史」位の書き込みからも随分離れたものになっていますから、殆どが水木プロダクションの産物感がするのも残念なところでした。 個人的には水木さんの大ファンですが、内容が方丈記をできる限り解りやすくしている反面、コスパと絵柄で評価は満点とすることはどうしてもできませんでした。
≪日本古典文学の名作をベテラン漫画家が原典に沿ってビジュアル化する新シリーズ≫というので購入してみました。マンガなら子供たちも親しみやすいかと思い、待合室に置いておくつもりです。