内戦で亡命を余儀なくされた文学者や芸術家たち。
独裁政権下での検閲、民主化による「和解」のもとで沈黙を強いられた人々……。
さらに今世紀に入って隆盛するカタルーニャ独立運動など、
現在につながる危機の原点をたどり、新しい二〇世紀像を提示する注目作。
はじめに
第一章 自治と独立ーーカタルーニャ独立主義の源流
第二章 共和政・内戦からフランコ独裁へーー政治的暴力の歴史とどう向き合うか
第三章 「二七年世代」の女性作家たちーーコンチャ・メンデスとマリア・テレサ・レオン
第四章 スペインの前衛芸術と内戦
第五章 フランコ独裁政権下の小説ーー社会危機の表象
第六章 スペイン民主化とは何だったのかーー価値観・社会運動・政治制度
第七章 移民をめぐる「危機」とスペイン社会
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