教育社会学は、教育事象の社会的側面を扱う学問分野として、20世紀後半の世界的な教育拡大とともに学際的な発展を遂げてきた。本書では、マクロな社会変化を背景に教育社会学のアプローチの特色を説明し、その観点から現代の教育事象がどのように解読できるかを、身近なテーマを設定して解説する。20世紀後半に構築してきた教育社会学の代表的な概念や問題設定がどの程度有効であるかを確かめ、新しい時代の動きの中で何が求められているかを考察する。
1.教育と社会の問い 2.学校化社会 3.ライフコース 4.少子社会の家族と子ども 5.教育とジェンダー 6.カリキュラムと知識 7.メリトクラシーと学歴 8.学力と意欲の階層差 9.高校多様化の可能性 10.入試と選抜 11.資格社会化と就職 12.インターネット社会と若者 13.少年犯罪の増減 14.政策的介入の功罪 15.教育社会学の課題
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