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寄宿学校で教師をしている「わたし」は、ある晴れた夏の日、学校近くの三日月湖、マッドガイド・ウォーターに浮かべたボートの上で、ふわふわの毛につつまれた、二足歩行するハリネズミのようなふしぎな生きものと出会います。そして、一粒のミルクキャンディーがきっかけとなり、「ヤービ」と名乗るその生きものと「わたし」の交流がはじまります。ヤービの語る彼らの暮らしは、穏やかだけれど、静かな驚きに満ちていました。
寄宿学校で教師をしている「わたし」は、ある晴れた夏の日、学校近くの三日月湖、マッドガイド・ウォーターに浮かべたボートの上で、ふわふわの毛につつまれた、二足歩行するハリネズミのようなふしぎな生きものと出会います。そして、一粒のミルクキャンディーがきっかけとなり、「ヤービ」と名乗るその生きものと「わたし」の交流がはじまります。ヤービの語る彼らの暮らしは、穏やかだけれど、静かな驚きに満ちていました。
レビュー(72件)
娘の中学の指定課題図書の中から選択。良い選択だったと喜んでいます。
大人にとっても大切な児童文学です
児童文学という分類に入れるにはもったいない。大人としてじっくり読む価値があります。佐藤さとる著のコロボックルの世界に似ていますが、私はこの本の世界の方が好きです。この地球上に生きる動物が、これから先きも安心して暮らして行けるかどうかは、人間次第なんだと痛感しました。ぜひジリーズにしてほしいと思います。
ちょっと気になって
読んでみたくなりました。孫が大きくなったら聴かせてみようかなと思い。