- 13
- 3.75
直木賞受賞作「梟の城」にゆかりの「甲賀と伊賀のみち」、人気の短編小説「おお、大砲」の舞台ともなった「大和・壷坂みち」を歩く。海に生きる漁業の民をルポした「明石海峡と淡路みち」、さらには「砂鉄のみち」とつづく。島根県、鳥取県、岡山県の山間のタタラ遺跡を著者は訪ねる。日本と朝鮮文化について考え続けていた著者にとって、砂鉄は重要なキーワードだった。
直木賞受賞作「梟の城」にゆかりの「甲賀と伊賀のみち」、人気の短編小説「おお、大砲」の舞台ともなった「大和・壷坂みち」を歩く。海に生きる漁業の民をルポした「明石海峡と淡路みち」、さらには「砂鉄のみち」とつづく。島根県、鳥取県、岡山県の山間のタタラ遺跡を著者は訪ねる。日本と朝鮮文化について考え続けていた著者にとって、砂鉄は重要なキーワードだった。
レビュー(13件)
奈良
歴史と地理を融合させた叙述にぐいぐい引き込まれます。「大和・壺坂みち」に出てくる幕末の話など面白おかしく、さすが司馬遼太郎。真骨頂ですな。
やっと七です。がんばってぜんぶよみます。
司馬遼太郎さんの物の見方や考え方に共感を覚える方なら一読の価値があると思います
表紙のシンプルさがなんと言ってもいい。小説の脇に置いて活用しています。