日本経済再生のヒントは、「グミ」にある!?
コンビニの棚を席巻する大ヒットの謎に迫る
飲食料品の世界で起きた、四半世紀ぶりの“大逆転劇”。
2021年、グミがチューインガムの市場規模を上回った。
グミは日本で発売されて40年ほどの歴史しかないが、いまや老若男女問わず愛されるお菓子に成長した。
グミとは何者なのか。グミには5つの顔がある。
1 「幸せ感」につながる小腹満たし・気分転換ニーズを満たす
2 「コスパやタイパ」につながる代替ニーズを満たす
3「楽しさ」につながるバラエティーの豊かさ
4「期待感」が高まる相次ぐ新商品の登場
5「つながっていることを実感」できるコミュニケーションツール
様々な顔を持つグミの魅力に惹きつけられたファンたちが集う「日本グミ協会」という団体が生まれたり、「グミ文化祭」というイベントが開催されたりしていることにも注目だ。
人口減少が進む日本で、グミがヒットしたひみつとは?
元・日経新聞記者で、あらゆる小売業の動向を長年追いかけてきた著者が、マーケティングの観点からわかりやすくひもとく。
はじめに
◆第1章 グミの歴史と人気
・グミの起源はドイツ
・日本は「明治」が先陣切る
・2021年にグミ市場がガム市場を逆転!
・コロナ禍が後押しした市場拡大
・小売り側の反応
・物価高騰のなかでも支持を集めるグミ
・コラム かむことと健康の関係
◆第2章 消費者の声から読み取る「グミ」とは
・グミは誰が食べているか?
・人口が減少するニッポンで、なぜグミは成長しているのか
・「タイパ」と「代替需要」
・Z世代とグミ
・消費者が持つ「グミ」のイメージ
・情緒的価値が大切なベネフィット
・コンセプトが商品の命
・グループインタビューから見えてきた消費者インサイト
・グミを形づくる5つの要素
・コラム マーケティングコンセプトハウスの山口博史社長の分析
◆第3章 メーカー各社の戦略
・グミの持つ多様性と技術
・明治
・カンロ
・UHA味覚糖
・ハリボージャパン(ハリボー日本法人)
・コラム グミ市場を支える地方メーカーと菓子卸
◆第4章 企業と生活者による「共創」
・ヒットの法則とグミ人気
・ファンがブランドを育てる
・ファンマーケティング
・勝手連がグミを応援
・オタクとは違う「推し活」
・コラム 「グミ文化」を目指す(日本グミ協会の武者慶佑名誉会長の寄稿)
おわりに
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