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長年行方不明だった義兄の登場。 崩れ始める、平穏だった家族関係。 ある一つの悲劇をきっかけに、 すべての景色は一転する。 会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として仕事をこなす日々を送っていた。 ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年間以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。 『代償』『悪寒』の著者が贈る、渾身のサスペンス&ミステリ。
レビュー(93件)
主人公に肩入れしながら読みました。突然訪れた義兄には、最初から最後まで不快感しかありませんでした。所々に伏線が張ってあったので、後半になると「なるほどなぁ」と思うことが、しばしばありました。毎回物語の展開に驚かされますが、今回もやはり同じでした。物語の展開が面白いので、いつも一気に読みたくなります。ただ、今回の結末は少し「?」と思うところがありました。ちょっと違うかなぁと。今回も寝不足になりました。笑
不審者 伊岡 瞬
平穏に暮らす里佳子の前に突然、夫の兄を名乗る男が現れる。 その日から不可解な出来事が続発。 この男は誰なのか? ☆ いくつか作品を読んで好きな作家さんです。 あらすじに惹かれて購入。 ものすごく面白くて、どんどん読み進められました。 この男は一体誰? が、ラストが、あれ?どこでこうなった?というのが率直な感想。 もう1度、日を置いて読み直して見ようと思います。 ただ、ラストが驚きですが、これでは個人的に納得行かないと言うか。 面白く夢中で読んだのに☆4つは悩みましたが、やっぱり満点の☆5は付けられない気持ちです。
フィッシュが弱かったかな!
幕開けから第4コーナーまでは次の展開が気になって一気読みでした。自分史上1、2を争う面白い作品だと思ってましたが最後の直線が失速しました。 読む価値は有ると思いますが終盤が残念、勿体ない!
井岡さんの作品が大好きです。 今回は、入院する事になった為病院に持って行きました。 入院中は、読書ざんまいでした。