2019年7月31日読了 中篇。普通。 初出は、『文藝春秋』平成十年十月号から平成十二年五月号に連載されたもの。 当時のちょっとだけ未来を書いたもの。きちんと取材をしてたのだろう。割りと当たっている。格差社会になるとか、世界中がナショナリズムに傾くとか。 村上龍の中では、そんなに面白くない。今一番言いたい事を書いたというのではなく、今一番言いたいことは別にあって、それを伝えるために小説という手段を借りているという感じのもの。『五分後の世界』とかも近いと思う。,あるときには、良くも悪くも否応なく物語に巻き込まれていく多数の当事者の1人となり、またあるときには第3者として冷ややかな視線を投げてみたり憤りのような疑問を抱いたりするという、相対する感覚を読書中同時に得ることになる。 とてもおもしろい物語だと思います。,経済小説だと思って読むと面白くないかもです。 けど、作家村上龍として読めばアリです!,NYタイムズへの寄稿文を読んで興味を持ちました。村上龍は随分読んでないけど、期待度で★満点!,送料も無料だったので、注文しました。 話題になった本なだけあって、最後まで興味深く読めた。
レビュー(271件)
読書日記
2019年7月31日読了 中篇。普通。 初出は、『文藝春秋』平成十年十月号から平成十二年五月号に連載されたもの。 当時のちょっとだけ未来を書いたもの。きちんと取材をしてたのだろう。割りと当たっている。格差社会になるとか、世界中がナショナリズムに傾くとか。 村上龍の中では、そんなに面白くない。今一番言いたい事を書いたというのではなく、今一番言いたいことは別にあって、それを伝えるために小説という手段を借りているという感じのもの。『五分後の世界』とかも近いと思う。
物語の力
あるときには、良くも悪くも否応なく物語に巻き込まれていく多数の当事者の1人となり、またあるときには第3者として冷ややかな視線を投げてみたり憤りのような疑問を抱いたりするという、相対する感覚を読書中同時に得ることになる。 とてもおもしろい物語だと思います。
村上ワールドですね
経済小説だと思って読むと面白くないかもです。 けど、作家村上龍として読めばアリです!
期待度
NYタイムズへの寄稿文を読んで興味を持ちました。村上龍は随分読んでないけど、期待度で★満点!
人にすすめられて
送料も無料だったので、注文しました。 話題になった本なだけあって、最後まで興味深く読めた。