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「ほら、これが法的三段論法ですね。美しいでしょう」 「えっ? あ、はい……」 山の上の高校に通う2年生の僕は、放課後に寄り道した喫茶店「赤ひげ小人」で、近所にある港湾大学のキヨミズ准教授と出会う。大学で「受講生0人の法学入門」を受け持つ少しヘンなその先生は、お願いもしてないのに、法的思考のすばらしさを高校生相手に嬉々として語り出してーー。 「高度な内容を分かりやすく」を信条に首都大学東京で教鞭をとる若手憲法学者の木村草太准教授が、進路に迷う高校生や法学に拒絶反応を示す文学部生にも分かるように、物語の手法を用いて生き生きと、そして最高に面白く語る「日本一敷居の低い法学入門」誕生!
レビュー(52件)
少し・・
社会人向けの「法学入門」というよりは、 これから法学を学んでいく方向けの 著作であるように感じました。 「法律」の入門書というよりは、 「法学」の入門書という著作と、私は感じました、 興味をお持ちの方には、お勧めです。
これは絶対的おすすめ
世界最高位の憲法を持つ国で、その憲法の理念や理想の実現に最も遠いのが、実は、日本国民。憲法とは何か。何を目的としてつくられたのか、なぜ、憲法なのか。などから始まり、法治国家とは、法律主義とは、法の支配など、実に明確にわかりやすく、中学生から、ぜひぜひ読んでほしい。
絶対にお勧め
小学校高学年から十分に読める本。今、まさに、特に小中学校の先生に読んでほしい。法治国家とは何か。そして、法とは、法教育の大原則がわかりやすく説明されている。
読みやすい構成ですね
まだ、全部を読み終わってはいませんが、もろもろのことを平易な表現で解説している点はいいかなと思います。が、もし「裁判員裁判」に当たってしまって、付け焼刃的にこの本を読んでとして、ポリシー的なところではうまく的にはまるのか?はなんとも言えない感じがしました。バックグラウンドなくよむにはいいかもしれませんね。
まだこれからです
法学部に進学することになった息子用に購入しました。面接試験にむけて、法学部生の導入本として勉強するそうです。