他の子どもと比べて「すごい子ども」を育てようとするよりも、「ありのままの子ども」を豊かにするかかわりの積み重ねこそが、生涯子どもを支える糧を心に築く。その極意を提供。
はじめに
第一章 自尊感情の低い子どもたち
ありのままの自分
一九世紀末に定義された概念
東京ドームのように
「すごい自分」と「ありのままの自分」
無条件に受けとめられた体験
和紙を積み重ねる体験
身近な共有体験
社会的自尊感情と基本的自尊感情
「自尊感情」「自己肯定感」「自己有用感」の概念の違い
自己肯定感
自己有用感
コラム 並ぶ
並び
並べる
第二章 子どもに寄り添うということ
向き合うことはきっかけづくり、寄り添うことは深める関わり
向き合う関係と並ぶ関係
「向き合う」から「並ぶ」へ
一緒にいる時間
共同注視
テーブルを前に座る
並ばないAI
「絆」という文字
チャンバラの共有体験
モノを介した関わり
コラム 並べ
並んだ
並んで
第三章 本や映画を素材に考えていく
愛は技術であるーエーリッヒ・フロム『愛するということ』から
愛は友情でもあるーサン=テグジュペリ『人間の大地』から
映画の中の並ぶ関係ー宮崎駿作品を中心に
並ぶ関係は力の根源:一糸乱れぬ隊列を見よー半村良『収穫』から
泣いて笑って喧嘩してーー辻村深月『かがみの孤城』から
コラム 並べば
並ぶとき
並んだその先に
第四章 気づかなかったことを気づかせてくれる21のQ&A
共有体験について
1共有体験を強くするもの
2共有体験にはどのくらい時間がかかるか
3驚きや感動も共有体験になるか
4共有体験ができる時期
5共有体験が効果的な年齢
6具体的には共有体験は何をすればよいのか
共有体験の難しさについて
7ネット依存気味な子と共有体験するには
8共有体験しにくい子への関わり
9悲しみや苦しさの感情について
10いじめも共有体験か
自尊感情について
11和紙の積み重ね方
12無理ながんばりをしている子を見つけるには
13親の自尊感情が低いとき
関係づくりについて
14向き合う関係になるために
15並ぶことへの嫌悪感
16子どもに寄り添うとは
褒めることについて
17褒めることって大切?
18褒められずけなしてしまうとき
いのちについて
19子どもが「死ぬ」と口にするとき
20子どもの深刻な問いにどう答えるか
21棚上げと先送りの違い
参考文献
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