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天才歌人・藤原定家はなぜこの100人・100首を選んだのか 『百人一首』を通じて百種類の心にふれていると、 感情が自然と形づくられていく感覚を覚えることがある。 しかも、教えられるというのではなく、 ゆったりとある方向に誘われていくのだ。 これは、あくまでも芸術の力で、 絵画や音楽によって心が形づくられたり、 感動で涙がこぼれるという経験に近い(本書はじめにより) 本書は、100首の和歌、上の句・下の句それぞれを完全図解。 見るだけで歌に込められた思いを理解できます。 さらに100人が生きた飛鳥・奈良・平安・鎌倉時代の 歴史と暮らしを学べます。 『百人一首』のみならず、和歌や古典文学の入門書と してもオススメの1冊です。。
レビュー(12件)
昔子供と覚えましたが、今また読んでみると新鮮で面白いです
光る君へに夢中になってる娘にプレゼントしました。 わかりやすく、読みやすく とても喜んでくれました!
カルタ遊びとしての百人一首には小学生の頃から親しんでいたが,「ほととぎす…」みたいな分かり易いものを除いて歌の内容を深く考えたことが無かった。しかし本書の親しみ易い内容に触れ,新たな魅力に目覚めることができた。 例えば右近の「わすらるる…」の意味を知って刮目した。これは平安の中島みゆきではないか!?
最適
これはなかなか分かりやすく奥深い。 このもの家庭学習に最適でした。