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ベストセラー『応仁の乱』の著者、構想三年の書き下ろし! 本能寺の変に黒幕あり? 関ヶ原は家康の陰謀? 義経は陰謀の犠牲者? 俗説、一蹴! 『応仁の乱』の著者が史上有名な“陰謀”をたどりつつ、 “陰謀論”を徹底論破する。 史実とフィクションは明瞭に違う! ◆本能寺の変に黒幕あり?→いない。光秀をバカにしすぎ ◆関ヶ原は家康の陰謀? →違う。家康も追い詰められていた ◆義経は陰謀の犠牲者? →誤り。義経の権力は砂上の楼閣だった 他、 ■足利尊氏=陰謀家説は疑わしい ■後醍醐天皇は黒幕ではなく被害者だった!? ■富子はスケープゴートにされた ■騙されやすかった信長 ■「三成が家康の伏見屋敷に逃げ込んだ」は俗説 ■「小山評定」は架空の会議 「事実」はドラマや小説より面白い。 陰謀論の誤りを最新学説で徹底論破!! トンデモ説やフェイクニュースが溢れる世の中で騙されないために。 陰謀論の法則まで明らかにする、必読の歴史入門書!
レビュー(56件)
過去の出来事を端的にまとめられていて、理解しやすかったと感じました。
それぞれ短い書評みたいな書き方になっていたので読みやすく楽しめました。 陰謀説は考えてみるも、結局根拠が薄いという話ばかりでしたが、そこに行きつく過程でいろいろな資料を出してこられてここが違うと指摘するのは見ていてすがすがしかったです。
歴史の勉強のために購入しました。勉強になりました。
限界なのか?
本能寺の変に関して色々と書籍を読みあさっています。色々な書籍を読み漁りましたが、どれもマユツバ物でした。今回は東大出身者の歴史学者と言う事で期待しましたが、いわゆる陰謀論を全て論破してくれてますが、それだけな感じです。私の持っている疑問(動機に関して)を解決してくれる書籍ではありませんでした。非常に残念です。