かつてのような高度経済成長は、日本経済の現状を見る限り想定しにくい。こうした状況下で、小さな企業が限りある経営資源を顧客の獲得に投入し続けるのは、リスクが高い。競争相手との消耗戦になり、企業の体力をそぐことになりかねないからだ。これからの小さな企業に求められることは、今いる顧客との関係を維持し深める力だ。こうした論点から解説し、第2部では12の小さな企業の事例を紹介する。
第1部 総 論 「選ばれる企業」はなぜ顧客と絆を結ぶことできたのか
1 変わる企業と顧客の関係
2 変わる企業と顧客の姿
3 立ち位置によって異なる「選ばれる企業」の条件
4 「選ばれる企業」にある5つの共通点
5 選ばれた先にあるもの
第2部 事例編
■ニッチ×全国
事例1 測るに夢中な技術者集団
事例2 実店舗より近いインターネット手芸店
事例3 自然と人と仕事がつながる店
事例4 人生に寄り添う写真館
事例5 職人と顧客が主役になれる演出術
事例6 針が動いてよみがえる思い出
事例7 マニア心をつかむプラモデルストーリー
事例8 きめ細やかな観察が書き味の決め手
■ニッチ×地元
事例9 昆布生産の頼れるサポーター
事例10 小豆島の食品産業を支えるメカニック
■マス×地元
事例11 顧客に寄り添う地元の広報担当
事例12 地元の今が集まる全員参加のラジオ局
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