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大ヒット和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」第一部完結! 松本清張賞史上最年少受賞のデビュー作『烏に単は似合わない』から一巻ごとに 読者を魅了して成長してきたシリーズの第一部完結の第6巻。 八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。 崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とはーー。 一巻から周到に張り巡らされてきた伏線がすべて回収され、この世界の大いなる謎が驚愕とともに明かされるクライマックス。 大人気キャラの受難、神秘の謎とどんでん返しに驚愕した後に、 未知の感動が味わえる堂々完結の一冊。 巻末には、先輩の大作家・夢枕漠さんとの熱い対談を収録! 講談社コミック「烏に単は似合わない」第二巻も同時発売。 第一章 開門 第二章 断罪 第三章 治癒 第四章 迷走 第五章 完遂 終章 こぼれ種
レビュー(119件)
前作がもやもやする感じだったのですが、同じ時間軸を烏側から描かれていて、おなじみのキャラクターたちが戻ってきて安心しました。 そういう意味では新たな展開のワクワクはないです。また、最初に比べて各キャラクターが変わってきています。 一部終了ということですが、この世界がどうなるのか、もう少し読み進めて行きたいです。
アニメを観て迷いましたが、大人買いしました。
原作でいう1,2巻はコミカライズで、3巻以降は文庫本で購読しています。 「黄金の烏」と「空棺の烏」はすいすい読み進めたのに、前の巻の「玉依姫」だけはなぜかすごく読み難くて、文章なのか内容なのか途中で飽きるというか助長気味に感じました。 でも順番に読まねばとなんとか読みきりましたが、こちらとだぶる部分もあるので、なんならこちらだけでもよかったかな、なんて。主軸は追っていけるので。 もちろん、人物の心情やいろんな背景を詳しく把握しておきたいなら順番に読むべきですが。 「玉依姫」は山神側の話で、こちらは一方その頃山内では、といった同じ時系列の山内側のお話です。 第1部完結とのことですが、続きも出ているのでそちらも読もうと思っています。 とりあえず、今上陛下はあれでしんでないんだって笑ってしまいました(笑いごとではないけれど)。
いつもながら、梱包がしっかりしていて、安心できました。ありがとうございました。
八咫烏シリーズが好きで続編が出るのが楽しみです 予測とは違った結末に驚いてます おすすめな1冊です