一八六四年五月、ロシアに対するポーランド蜂起が終息。一貫してポーランドを支持し続けたゲルツェン(一八一二ー七〇)は、ロシアの世論から孤立し、新聞《コロコル》も終刊、失意の最晩年を迎える。西欧の政治世界では英独仏の三強による覇権争いの時代が始まる。ゲルツェンは自分の時代が終わったことを痛感する。(全七冊完結)
凡 例
ゲルツェン関係地図
ゲルツェン家系図
第七部 自由ロシア印刷所と《コロコル(鐘)》(承前)(一八五八ー一八六二)
第五十七章 R・ウェザリー商会「ウォード・ジャクソン」号
1 海運業者トゥール
2 〈陸軍大佐ワピンスキ〉と〈副官ポレス〉
第五十八章 ペチェーリン神父
第五十九章 イワン・ゴロヴィーン
第八部 断 章(一八六五ー一八六八)
第六十章 徒然に
1 スイス点景
バーゼル
ローザンヌ
2 旅先での無駄話とビュッフェの同郷人
3 アルプスの向こう
4 余りにもドイツ的な
5 この世とあの世から
1 あの世から
2 この世から
1.生ける花々──最後のモヒカン女
2.八重咲きの花々
3.ミネルヴァの花々
第六十一章 〈ヴェネツィア、麗し〉(一八六七年二月)
第六十二章 〈麗しのフランス〉
1 門の前で
2 〈内密に〉
3 〈山々の重し〉
4 ダニエルたち
5 明るい点
6 襲撃の後に
訳 注
訳者解説7
訳者付論 ゲルツェン──時代・人・思想(長縄光男)
総目次
あとがき
略年譜7
事項索引
主要人名索引
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