どこでもいい。いつでもいい。
一緒に行こう。旅に出よう。
人生を、もっと足掻こうーー。
恋も仕事も失い、絶望していたハグ。突然「一緒に旅に出よう」と大学時代の親友ナガラからメールが届いた。以来、ふたりは季節ごとに旅に出ることに。
ともに秘湯に入り、名物を堪能し、
花や月を愛でに日本全国駆け巡る、
女ふたりの気ままな旅。
気がつけば、四十路になり、五十代も始まり……。
人生の成功者になれなくても、自分らしく人生の寄り道を楽しむのもいい。心に灯がともる六つの旅物語。
文庫オリジナル短編集です!
(解説・阿川佐和子)
レビュー(269件)
マハさんらしい素敵な物語です。読んでいると主人公の心が伝わってきます。人生の楽しい面と悲しい現実。本当に心に伝わってきます。でも、やっぱり旅って素敵だなで終わります。旅好きの自分にとって良い作品だと感じています。
なかなか思い通りにいかない人生のなかで、友と過ごす旅の時間がどれほど心を潤すか。ハグとナガラはよくしゃべり、たくさん笑う。読んでいてこっちまで楽しくなるような、ノリのよい関西弁で。家族でもなく、恋人でもなく、ああ、友達と旅したいなーーーって。そんな気持ちになる小説でした。
サラッと読めて、でも心に響く素敵な本でした。 コロナ禍で読んだため、他の時期に読んでいたらどうだったかな? わざわざ手に取って見ていたかな? と思ったりもします。 こんな毎日だからこそ出会えた本だったと思います。
わたし自身も主人公と同年代で温泉旅行も好きなので、作品あらすじを見て共感するものがあり購入。 コロナ禍で気軽に旅行に出られない昨今、旅行気分を味わいたい気持ちもあったりで。 読了後はちょっとだけ旅した気分になれました。
「ハグとナガラです。」面白そうです。
「ハグとナガラです。」原田マハさんの小説です。