心と遺伝子の研究に取り組む
世界的権威の原点がここに!
3万5千頭のウシの脳下垂体を、一つずつ手作業で皮をむき、取り出した0.5ミリグラムの酵素「レニン」。最先端の遺伝子工学を導入し、その暗号解読にも成功ーー。研究現場で自らの信念と実践によって世界的成果を挙げた著者が、遺伝子を通して垣間見た生命の不思議や、調和と「つつしみ」の大切さ、科学のありようと人間の幸福など、陽気ぐらしを目指す新時代の生き方について語る。
村上和雄著
文庫判並製/320ページ
※本書は1961年に刊行された単行本を文庫化したものです
序文
わが研究人生を振り返り(文庫化に寄せて)
第1章 創造力の源泉
教育と研究の現場から
生い立ち
親心を知るーー信仰と学究へのアプローチ
第2章 ひとすじの道
アメリカ留学
転機また転機ーー日本・アメリカ・日本
第3章 やり切る心ーー私の百年祭
三年千日ーー築波大学創立十周年と教祖百年祭を目指して
遺伝子工学にチャレンジ
生命の不思議ーー遺伝子の秘密
第4章 陽気ぐらしを目指す科学
科学の新しいものの見方
遺伝子工学と生命の倫理
「つつしみ」と調和のとれた文明
生命創造の意志
科学と人間の幸福
エピローグーー研究者としての私の信条
あとがき
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