【「HRアワード」2024書籍部門入賞】
企業倫理を推進することは、それを現場で担う社員にとって、どのような意義があるのか?
本書はこの問いを、ミーニングフル・ワークやインテグリティ、幸福といった概念をもとに、「人」「風土」「個人の倫理性」という3つの視点から追究していく。
企業倫理の推進というと、法令違反や不祥事を起こさないため、現場の従業員にとっては対応しなければならない義務・負担としてどちらかというとネガティブにとらえられがちかもしれない。しかし本来、企業倫理は「組織のインテグリティ」、すなわち組織としての徳や事業活動の質、それを左右する意思決定のよさといった、より大きな組織としての卓越性を向上させることとして考えることができる。そしてそれらがよりよい状況になっていくことで、従業員個人にも、仕事の有意味性(ミーニングフル・ワーク)がもたらされ、それが働く個人のウェルビーイング、幸福につながるのである。
自社の従業員がいきいきと前向きに働く組織づくりをめざすためにも、企業倫理推進が果たす役割は大きい。経営層やCSR部門担当者、人事・経営戦略部門責任者に特におすすめ。
第I部 理論研究
第 1 章 企業倫理と従業員
第 2 章 インテグリティ志向の倫理マネジメント
第 3 章 ミーニングフル・ワーク
第II部 実証研究
第 4 章 実証研究の全体像
第 5 章 人による伝播
第 6 章 風土による浸透
第 7 章 個人の倫理性の役割
第III部 考察と結論
第 8 章 企業倫理と仕事の有意味感
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