「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。
(単行本『スナック墓場』を改題)
幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。
職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。
駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、“役者のような美男子”の夫……。
おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの“姿勢の良さ”がにじみ出る。
解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」
何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。
【宮部みゆき、三浦しをんが絶賛!】
「ラインのふたり」
「カシさん」
「姉といもうと」
「駐車場の猫」
「米屋の母娘」
「一等賞」
「スナック墓場」
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