ベートーヴェン:交響曲第2番、ブラームス:リナルド
ド・ビリー&ウィーン放送交響楽団
1965年パリ生まれのベルトラン・ド・ビリーはキャリア四半世紀を超えるベテラン指揮者。オペラもコンサートも等しく得意とするド・ビリーは、時代様式に配慮した演奏をおこなうことでも知られています。ピリオド・アプローチへの造詣も深いことから、古典派レパートリーや前期ロマン派作品を指揮する際には、作曲者の意図を尊重し適切な人数に刈り込まれたモダン楽器オーケストラから、実に軽やかな響きを引き出して楽しませてくれます。
今回リリースされるウィーン放送交響楽団とのベートーヴェン交響曲シリーズ第4弾は、交響曲第2番と、あまり演奏される機会のないブラームスのカンタータ『リナルド』の組み合わせ。
これまでの作品と同じく、時代考証を反映した交響曲第2番では、素材満載の第1楽章序奏部から、ユーモラスな第4楽章まで、多彩な音楽が実に愉快な聴きものとなっています。
組み合わせの『リナルド』は、2007年のザルツブルク音楽祭のライヴ録音で、会場が異なることもあって雰囲気がだいぶ違います。ヘンデルのオペラと同じ素材からなるこの作品を、ヘルデンテナー、ヨハン・ボータの情熱的な歌唱と、それに負けない存在感の男声合唱が表情豊かに聴かせてくれます。(HMV)
【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
録音時期:2010年6月28日、7月2日
録音場所:ウィーン、ORFグローサー・ゼンデザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
・ブラームス:テノール独唱と男声合唱のためのカンタータ『リナルド』 Op.50
ヨハン・ボータ(テノール)
ウィーン国立歌劇場合唱団
録音時期:2007年8月9日
録音場所:ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
【プロフィール】
ベルトラン・ド・ビリーは1965年パリ生まれ。パリ国立高等音楽院で学び、ヴァイオリンとヴィオラ奏者としてケルン管弦楽団などで活躍、その後ピエール・デルヴォーのアシスタント&副指揮者をつとめ指揮者の道へ。イルド・フランス・ジュネス交響楽団(1986-1990)の首席指揮者をつとめ、リール・サン・ルイ・アカデミーを創設し首席指揮者となった(1990-1994)後、デッサウのアンハルト劇場(1993-95)とウィーン・フォルクスオーパー(1996-98)で第1カペルマイスター&副指揮者をつとめます。1993年にスペインの各歌劇場で指揮をした後、ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場(1995)、ベルリン州立歌劇場(1996)、パリ・バスティーユ・オペラ(1996)、ブリュッセル・モネ劇場(1996)、ハンブルク州立歌劇場(1997)、バイエルン州立歌劇場(1997)と立て続けにヨーロッパ一流のオペラ・ハウスにデビューし、そのキャリアを積み重ね、2001年12月ジュネーヴ大劇場、2002年夏ザルツブルク音楽祭(ウィーン・フィルとの『魔笛』とウィーン放送響との『ロメオとジュリエット』)でもデビューを飾り国際的な名声を獲得。
アメリカにはドミンゴの招きで1997年にワシントン・オペラでグノーの『ロメオとジュリエット』で、1998年にはメトにも同作品で、そして同年ロサンジェルス・オペラでも『カルメン』でデビューを飾りました。その後メトには2001年(『カルメン』)、2002年(オーケストラ・コンサート)、2003年(『椿姫』、『ファウスト』)にも登場し、2005年には『サムソンとデリラ』、『トゥーランドット』、『ロメオとジュリエット』を指揮しました。
ウィーン国立歌劇場でも数多くの演目を定期的に指揮していますが、各国のオーケストラも指揮しており、バルセロナ・リセウ大劇場の主席指揮者を務め(1999年ー2004年)、2002年からはウィーン放送交響楽団の首席指揮者・芸術監督に就任、2006年には改装された伝統あるアン・デア・ウィーン劇場のレジデント・オーケストラとなった手兵と活躍しています。
Disc1
1 : Adagio - Vienna Radio Symphony Orchestra
2 : Larghetto - Vienna Radio Symphony Orchestra
3 : Scherzo. Allegro - Vienna Radio Symphony Orchestra
4 : Allegro Molto - Vienna Radio Symphony Orchestra
5 : Zu Dem Strande! Zu Der Barke!
6 : O Lasst Mich Einen Augenblick Noch Hier
7 : Stelle Her Der Gold'nen Tage
8 : Sachte Kommt!
9 : Aber Alles Verkundet
10 : Weh! Was Seh' Ich, Welch Ein Bild!
11 : Zuruck Nur!
12 : Zum Zweiten Male
13 : Und Umgewandelt Seh' Ich Die Holde
14 : Schon Sind Sie Erhoret
15 : Auf Dem Meere - Segel Schwellen
16 : Das Erfrischet Und Verwischet
Powered by HMV
レビュー(0件)