現実とはかけ離れていますが独自の発想で大変おもしろいです。,一言でいうと、女子高生の格好をした巨大有機ロボット(?)に乗り込んで戦いながら精神破壊が進行してしまうパイロットの物語、、。ネット世界と現実世界の境をぼかす様なSFとしては王道といえば王道ではあるのですが、時々われにかえり現実に気がつくという主人公やパイロットたちの表現で、コンピュータに操られている今の世の中の人々を風刺しているのではないかと思わせられるなど、おもしろく進んでいる作品だと思います。 この巻になって回想ストーリーに移ってきたので、どこまで奥深く物語が構築されていくか、今後の展開も楽しみです。,ここに来て初めて、女子攻兵とは何ぞや、その搭乗員の真の世界が明かされます。なんだか出落ちみたいな女子攻兵の存在に、なんだかなぁと少々飽きてきた処で、松本次郎独特の世界観がどーんと現れる。いやぁ、流石だなぁ。ここまでちょっと引っ張りすぎな感じもするけど(笑)。
レビュー(6件)
今回も大変おもしろかったです。
現実とはかけ離れていますが独自の発想で大変おもしろいです。
一言でいうと、女子高生の格好をした巨大有機ロボット(?)に乗り込んで戦いながら精神破壊が進行してしまうパイロットの物語、、。ネット世界と現実世界の境をぼかす様なSFとしては王道といえば王道ではあるのですが、時々われにかえり現実に気がつくという主人公やパイロットたちの表現で、コンピュータに操られている今の世の中の人々を風刺しているのではないかと思わせられるなど、おもしろく進んでいる作品だと思います。 この巻になって回想ストーリーに移ってきたので、どこまで奥深く物語が構築されていくか、今後の展開も楽しみです。
ここに来て初めて、女子攻兵とは何ぞや、その搭乗員の真の世界が明かされます。なんだか出落ちみたいな女子攻兵の存在に、なんだかなぁと少々飽きてきた処で、松本次郎独特の世界観がどーんと現れる。いやぁ、流石だなぁ。ここまでちょっと引っ張りすぎな感じもするけど(笑)。