パイロットマイルズ
: ジョン・バーニンガム/ヘレン・オクセンバリー/ビル・サラマン/谷川俊太郎
犬のマイルズは まえみたいに ボールをおっかけなくなった。
よんでもきこえないことがある。
マイルズは ひこうきを てにいれた。
あるはれたひ、
マイルズをのせたひこうきは そらをとんだ……
2019年に亡くなったジョン・バーニンガムの未完の構想をもとに、妻のヘレン・オクセンバリーと旧友のビル・サラマンが描きあげた愛犬マイルズの物語。
『ドライバーマイルズ』で自由気ままに車で走り回った犬のマイルズは、今回、飛行機を手に入れ、ふたたび自由に空をとびまわるようになった。そしてある日……
いつかはやってくる大切な家族との別れ。
谷川俊太郎の日本語訳が切々と心に響きます。
レビュー(9件)
大手百貨店の会報誌で、詩人の谷川俊太郎さんが紹介されている記事を読んだのが購入のきっかけです。 その記事を読んで大体の内容は知っていましたが、ページをめくるうちに85歳の両親とマイルズを重ね合わせていました。 介護というほどのことはしていませんが、日々が穏やかに過ぎていくだけでもなく…できることはサポートしたい自分の気持ちと、それに対する両親の対応に悶々としたり。 ノーマンくんのようには、きっとなれないけれど、両親が生きたいようにそっとお手伝いしようと思いました。 最後のページが文章もイラストも印象的でした。