感情史とは何か
: バーバラ・H.ローゼンワイン/リッカルド・クリスティアーニ/伊東 剛史/森田 直子/小田原 琳/舘 葉月
恐怖、怒り、幸せーー感情への眼差しは歴史学をいかに変えるのか。他分野からも注目されている感情史。その魅力と最新動向を「科学」「アプローチ」「身体」「未来」の切り口からコンパクトに紹介する。権力、共同体、ジェンダー、身振りなどを巡って、感情を軸に新たな歴史像が浮かびあがる。学際研究への示唆にも富む、最良の入門書。
緒言・謝辞
序 章
1 科 学
近代以前の見方
感情科学
気分、気持ち、感傷、情動ーーこれらは感情なのか、そうではないのか
チャールズ・ダーウィンーー習慣としての感情
ウィリアム・ジェイムズーー身体的徴候としての感情
認知主義者の見方ーー感情としての思考
情動理論ーー反認知主義の反乱
作られた感情ーー社会構築主義的な見方
2 アプローチ
はじまり
エモーショノロジー
感情体制とエモーティヴ
感情の共同体
パフォーマンスとしての感情
アプローチを実践するーーアメリカ合衆国独立宣言
エモーショノロジー
感情体制
感情の共同体
パフォーマティヴ
差 異
3 身 体
境界づけられた身体
生理学的身体
ジェンダー化された身体
「実践された」身体
透過性の、溶け合う身体
情動的身体
空間の中の/としての身体
身体とモノ
心的空間
4 未 来
アカデミアの壁
感情史を感情科学と結びつける
時代区分を超える
アカデミアおよび、それを超える展開
成功からの課題
メディア
結 論
注
訳者あとがき
参考文献
索 引
レビュー(0件)