イライラする子どもたち、災害マニー(躁病)、精神障害の再発と悪化、PTSD(心的外傷後ストレス障害)--災害がもたらした「心の傷」とは何か。そして本当の「心のケア」とは。阪神・淡路大震災で自らも被災し、すべて手探りから始まった精神医療活動。震災直後とその後のケア、避難所や仮設住宅をめぐる現実、救援ボランティアの役割など、心のケアに奔走した精神科医・安克昌が、被災地から発信した克明な記録。第18回サントリー学芸賞受賞作。
序/中井久夫、解説/河村直哉
第1部 震災直後の心のケア活動
一、私の被災体験
二、精神救護活動はじまる
三、直後に発症した精神障害
四、精神科ボランティアの活動
第2部 震災が残した心の傷後
一、PTSDからの回復
二、死別体験と家族
三、その後の心のケア活動
四、避難所と仮設住宅の現実
第3部 災害による〈心の傷〉と〈ケア〉を考える
一、〈心の傷〉とは?
二、〈心のケア〉とは?
三、災害と地域社会
レビュー(24件)
手に取ってみて下さい
NHKで 特集?を見ての 購入です。 自分は色々知りたいので、出会えて良かったです。 阪神淡路大震災を愛知で経験しています、当時読んでたマンガで 作中に折り込まれて、悲惨さ・大変さはマンガから読み取ってました。 2025年に読んでも 当時の大変さが はっきりと伝わってきました。(リアルな映像を知ってるだけに…) 是本 全国民に読んでもらいたい
以前から読みたかった本です。
敬愛する名越康文氏の中学時代から親友だった安氏の、阪神大震災での功績や考えに触れたいと以前から思っていました。周りからは、「遅い!」と感じられるかもしれないけれど・・いま私にとって必然なんだと感じています。