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第一章 石原プロ 人生 日活 ありのままの結婚 日活との訣別 石原プロが倒産の危機 裕次郎の涙 撮影中に倒れる わが子の命 父の死 第二章 青春の彷徨 淡路島岩屋 母、雅子 明治男の一徹さ 「道彦、死ぬんじゃないぞ!」 兄、そして弟の死 三田学園 上級生の鉄拳 不良の日々 父の手紙 浪人、そして青山学院大学へ 「東京で一緒に暮らそう」 妻、俊子との出会い 第三章 日活 日活という「人生の分岐器」 大食堂でスカウト 「俳優なんかやっていられるか!」 石原裕次郎との邂逅 ピンクのスーツ 吉永小百合さん 第四章 運命 「くちなしの花」 「勝海舟」を降板 九ヶ月におよぶ入院 「紅白」に初出場 東大病院へ緊急入院 病気を誘発する「自家中毒」 「死」というもの 第五章 裕次郎に殉じる 「俳優渡哲也」の苦悩 裕次郎、倒れる 石原裕次郎を、この手で殺す 回復に向けて 「哲よ、美味しい酒を飲みたいよ」 社長業を引き受ける 第六章 壮絶なる日々 腸のポリープ 俺は、がんなのか 息子の涙 全摘出と部分切除の葛藤 手術直前の”直訴” 石原裕次郎記念館 洗腸の苦闘 ストマをつけた生活 母の死 阪神・淡路大震災 大病後の初舞台 新たながんが見つかる 第七章 勇退 舘ひろしの結婚 小児がん制圧に向けて 『西部警察』の復活へ ロケでの事故 二十三回忌法要 渡哲也社長勇退、小林正彦専務勇退 半生を振り返って 付記 青志社社長 阿蘇品 蔵 特別寄稿 側近が語った「渡哲也さん最後の日々」 元石原プロモーション専務 浅野謙治郎
レビュー(6件)
渡さんからの手紙のような本
40代の終わり頃に出版された評伝「渡哲也-俺」以来の今回は御本人による自伝です。生い立ちからデビュー、尊敬する石原裕次郎さんとの出会いから別れ、そして渡さんが決して逃れられなかった病との戦い等他にも様々なエピソードが綴られています。真っ直ぐに取り繕う事なく生きた渡さんの人生に触れる事が出来る本です。
趣味だから
渡哲也の事が好きだったので、どのようなことが書かれているのか楽しみだったので購入しました。
著者である渡哲也の何事にもぶれない精神論と石原裕次郎の出会いからのめり込んだ裕次郎への従属論と裕次郎亡き後の裕次郎夫人へ態度に今は薄れてしまった日本人の鑑のような内容に満足するとともにこうあるべきという姿を見て感動した。
届きました。早速読ませて頂きます。ワクワクです!