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偉大な師にして父親の親鸞に認めてもらおうと善鸞は東国行きを志願するが、父子の懸隔はかえって広がる。一方で最後の闘いの時も迫っていた。怪僧・覚蓮坊、謎の女借上・竜夫人、若き日に出会ったツブテの弥七、黒面法師らとの、永く深い因業が解き明かされる。そして、九十歳で入滅ーー。渾身の三部作、完結。 雪の日の対話 妙禅房からの誘い 父と子の対話 送りツブテの日 期待と失望 星をかぞえて 影の世界 涼の立場 東国からの噂 網を引くとき ツブテの遺言 針木馬の館 回想の人びと せまりくる足音 竜涎香の香り 夢まぼろしのごとく 群集と争乱 心なえる日々 大火に追われて 季節のうつろい 夜中に現れる者 善法院の日々 自然に還る 九十年の歳月 あとがき 解説 末國善己
レビュー(23件)
在庫ありですが、午前中に注文しても翌日になっても発送されません。
さすがは五木ワールド
展開が早く、あっという間に読めますね。五木ワールドにどっぷり浸りました。
いつものように丁寧な対応です。配送、梱包もよいです。また利用します。