【輸入盤】ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、ベートーヴェン:交響曲第1番 ミヒャエル・ザンデルリング&ドレスデン・フィル
ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ
交響曲全曲録音プロジェクトのシリーズ第3弾は、交響曲第1番
ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリングの三男で、現在ヨーロッパで熱い注目を集めている指揮者ミヒャエル・ザンデルリングと手兵ドレスデン・フィルの、ソニー・クラシカルへの「ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ:交響曲全曲録音プロジェクト」。「西洋音楽の根幹の一つである交響曲の完成者と終結者」としての、この二人の作曲家の交響曲を組み合わせるシリーズ第3弾は両者の最初の交響曲『第1番』の組み合わせです。
ショスタコーヴィチの交響曲第1番は、父親の死によって経済的苦境に陥りながらアルバイトなどで家族を支え勉学を続けたショスタコーヴィチの最初の交響曲。レニングラード音楽院の卒業制作として作曲されたもの。ミヒャエル・ザンデルリングの父クルトは、ソ連時代から生前のショスタコーヴィチと深い親交があり、この交響曲もベルリン交響楽団と録音を残しているお得意のレパートリーでした。
一方ベートーヴェンでは、ミヒャエルはピリオド演奏スタイルを徹底的に貫くことで、父クルトの重厚なベートーヴェン解釈とは一線を画し、演奏しつくされてきたベートーヴェンの解釈の可能性を新たに提示しているかのよう。通常のシンフォニー・オーケストラの比較的大きな編成を使いながら、早めのテンポや軽めの響きで、各声部が織りなす綾を透明に浮かび上がらせる独自の解釈は、ベートーヴェン演奏の可能性をさらに拡げています。
ミヒャエル・ザンデルリングは、今春ドレスデン・フィルの本拠、クルトゥーアパラストの全面的なリニューアル後のこけら落としでベートーヴェン『第9』を演奏し、その演奏は生中継され絶賛されました。父クルトの音楽的素養を受け継ぐ伸びやかな音楽性に加え、チェリスト出身ならではの弦楽パートへの緻密な目配りの行き届いたフレッシュな音楽解釈、特に初期ロマン派までのレパートリーにおけるピリオド演奏様式を積極的に取り入れた彼独自のスタイルは、ますます評価を高めつつありますが、その最も新しい姿がこのアルバムに刻み込まれています。ライヴ・レコーディングではなく、優秀録音でおなじみのドレスデン・ルカ教会でのセッション録音というのも、彼らの意気込みが感じられます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
● ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調 Op.10
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ザンデルリング(指揮)
録音時期:2017年3月
録音場所:ドレスデン、聖ルカ教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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