画家であり版画家の、ほてさん(ほてはまたかしさん)は、くどうなおこさんの大の仲よしです。 「のはらうた」に惚れこんで、のはらみんなの版画を彫りつづけています。 1987年より毎年、12枚の版画で仕上げる「のはらうたカレンダー」がうまれ、その版画が5年分たまるごとに、1冊の本になって生まれるのが「版画 のはらうた」シリーズです。 第1巻には、初期の「のはらうた」が多数収録されています。 はじめに出てくるのはかぜみつるの「『し』をかくひ」。 こねずみしゅんや、かまきりりゅうじの代表作もおさめられました。 絵で見る「のはらうた」をお楽しみください。
レビュー(13件)
背表紙にバーコードと値段が入っているのは残念。
子供へ
本の教室に通っている子供に。 教室で買うよりもポイントが付くし、本屋さんに行って探す時間も勿体ないので…。
小学校でもとりあげられたり、コンクール(?)が開催され「子どもがつくったのはらうた」という本まで出されている、素朴な夢のある作品。のはらの住民達がその目線で詩をよみ、それを綴ったもの。版画の挿絵がまたマッチしていて、そのまま飾りたいような作品の本です。
友人から紹介されて読んでみたのですが、自然の生き物たちが主人公になって、それぞれの気持ちを詩にしています。ウチの子どもは「かぶとてつお」くんがお気に入りのようです。版画の素朴な色合いも、本のイメージにピッタリで、大人も子どもも楽しめますよ!