上巻のラストは、エニグマを解読したアラン・チューリング氏まで、です。 毒りんごをかじって自殺したというチューリング氏の逸話は非常に不気味でした。 聖書でいうところの知恵の実をかじっての死亡…。 この本を読んでいると、あたかも、パンドラの箱を開けていくような気持ちにさせられます。 しかし、この本を読んで、外国語の習得に関して、わずかに希望を持てるようになりました。 つまり、暗号化されてない普通の平文の外国語ならば、 おそらく、内容を理解することはそんなに…難しくない…のではないかな、と…。 (…まあ、下巻には習得の困難な言語も紹介されるのですケド…。),古い本のためか、最近の通常の文庫より字が小さく読みづらい…が、内容は読み応え満点! おもしろい!,数学センスが問われるのかと感じていましたが予想以上に歴史色が強く、読みやすい作品でした。,サイモン・シンさんの作品は大好きなのですが、この「暗号解読」は期待とは違っていました。もちろん内容は素晴らしいのですが、推理小説に出てくるような「暗号」を頭に描いていたところ、国家間の軍事用のものだったので。でも面白いです。,暗号の基本的な考え方や、古典暗号についてよくまとまっています。平易な言葉で書かれていて、内容も簡単に理解できます。
レビュー(206件)
まず簡単な暗号から解説が始まる良書。
上巻のラストは、エニグマを解読したアラン・チューリング氏まで、です。 毒りんごをかじって自殺したというチューリング氏の逸話は非常に不気味でした。 聖書でいうところの知恵の実をかじっての死亡…。 この本を読んでいると、あたかも、パンドラの箱を開けていくような気持ちにさせられます。 しかし、この本を読んで、外国語の習得に関して、わずかに希望を持てるようになりました。 つまり、暗号化されてない普通の平文の外国語ならば、 おそらく、内容を理解することはそんなに…難しくない…のではないかな、と…。 (…まあ、下巻には習得の困難な言語も紹介されるのですケド…。)
古い本のためか、最近の通常の文庫より字が小さく読みづらい…が、内容は読み応え満点! おもしろい!
数学センスが問われるのかと感じていましたが予想以上に歴史色が強く、読みやすい作品でした。
暗号違い
サイモン・シンさんの作品は大好きなのですが、この「暗号解読」は期待とは違っていました。もちろん内容は素晴らしいのですが、推理小説に出てくるような「暗号」を頭に描いていたところ、国家間の軍事用のものだったので。でも面白いです。
勉強用
暗号の基本的な考え方や、古典暗号についてよくまとまっています。平易な言葉で書かれていて、内容も簡単に理解できます。