グローバル化や国際社会の変容、さらに大衆化や高校教育における「歴史総合」の新設などを背景に、急速なアップデートを迫られる歴史学。その刷新を目指すと同時に、学問として歴史を学ぶ大切さや面白さを、読者とともに考えるための挑戦的なテキスト。
第1部 歴史学の見方と方法
第1章 歴史学ーー事実にこだわり、過去を通じて「今」を知る 前川一郎
第2章 歴史学の基本ルーティンーー研究方法と論文の書き方 小林和夫
第3章 科学史ーー歴史的視野で科学の営みをとらえる 隠岐さや香
第4章 史学史ーー歴史学はいかに世界を認識してきたか? 浅田進史
第5章 海ーー海洋中心史観は陸地中心史観を超えるか? 鈴木英明
第6章 政治・社会思想史ーー歴史の天使は未来をまなざす 馬路智仁
第7章 歴史教育ーー公教育で歴史を学ぶとは 平井美津子
第2部 過去を通じて現在を知る
第8章 グローバリゼーションーーつながり、移動し、変化する歴史 太田 淳
第9章 国民と民族ーーなぜ人はネイションに縛られるのか? 中澤達哉
第10章 人種主義ーー複合的な差別のひとつとして考える 藤川隆男
第11章 ジェンダーーー規範から自己決定へいたる歴史 小田原琳
第12章 経済成長と格差ーーなぜ世界には豊かな国と貧しい国があるのか? 小林和夫
第13章 帝国主義ーー現代国際社会の歴史的淵源を考える 前川一郎
第14章 戦争ーーカテゴリーの暴力を超えて 五十嵐元道
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