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「ひとりの生活」をテーマにした6名の女性作家によるオール書き下ろし競作集。物騒なので番犬のレンタルサービスを始めた女性。一方で見守りペンダントを身につけ、頼りにする女性。遠距離恋愛をしながら山暮らしを愛おしむ草木染め作家。週末に一人で映画館に行く趣味にお仲間ができた教師。郊外に戸建てを買ってすぐに夫に先立たれた妻。マンションの大家さんとの交流が人生の転機となる住人ーー笑わせられたり、ほっこりしたりしみじみしたり。味わい違ってどれもが面白い。時々引っ張り出して読み返したくなること請け合いの本棚本。
レビュー(98件)
心温まる小説と検索をして、興味を持った一冊 主人公すべてが、高齢のおひとり様かと思いきや、自分とさほど変わらない主人公もいて、感情移入しやすかった。 その中でも「永遠語り」は、切なくて一番のお気に入り。 好き嫌いあると思うけど、読んで残念とはならない一冊だと思う。
はじめて読む作家のかたもいて、あまり好きではないものもありましたが、ひとりで生きていくことをいろいろ考えながら読みました。
面白そう!
まだ全作品読んではないのですが 新聞の書評欄を見て面白そう!となり ました。新津きよみの名を久しぶりに 見たからです。昔々何を読んだかは すっかり忘れてしまいましたが 裏表紙によると心理サスペンスという 分野らしいということがわかりました。 早速読んでみるとこれが何だかなぁで ありました。もっとスカーッとした、 ひねった面白さを期待し過ぎたのかも しれず・・今日は他の方のを読んでみます。 (どう撮っても逆さまであります。)
文庫本は手軽に読めて便利しています。発注してからすぐにポストインしてあるので、煩わしくなくて重宝しています。