列島に広く浸透した日本の豊かな魚食文化を、海の魚と淡水魚、すしの変化、クジラ・イルカ食などから考察。一方で長く忌避され地域限定的だった肉食文化を、明治以降の急速な拡大も含め概観する。近年話題の昆虫食にも注目。
総論 魚食の展開と肉食の拡大…藤井弘章/刺身と塩干物ー旬の魚と魚食の広がり…橋村 修(魚を食べる季節と土地/魚食文化史のなかでの刺身とその内陸流通/塩干物ー山に生きる海産物/本州内陸でのシイラ利用/地魚としての塩干品と通年の刺身利用)以下細目略/コイ・フナ・アユー暮らしに身近な淡水魚の魚食文化…堀越昌子/クジラとイルカー海の肉…中園成生/発酵ずしから握りずしへー魚食の変化…日比野光敏/イノシシとシカー山の獲物から害獣・ジビエへ…藤井弘章/昆虫食ー山里のたんぱく源…野中健一/とんかつとすき焼きー文明開化後の肉食…東四柳祥子)/索引
レビュー(0件)