・この世界が、せめて苦しむに値するものであってほしい。苦悩と悲しみのどん底で望むことは、ただそれだけだ。わたしの頭蓋骨は苦痛で歪んでいる。(文明人の肖像)
・諸科学が論証するはるか以前に、われわれ一人ひとりの存在が、人類の終焉と破滅を日々論証しているのだ。(同)
・たとえ放射能が混入した泥水をすすってでも生きなければならないのだ、少なくとも生きようとする意志がある間は・・・。(歴史の終焉)
極寒の極圏から赤道下の熱帯圏にまでその生息域を広げ、日々この地球を蚕食し繁栄する脊椎動物、かれら醜い猿の末裔たちの生態と奇行を暴きだし、その歪んだ社会・文明像にあらんかぎりの悪罵と呪いを投げかけるアイロニー論。
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