排卵誘発剤の登場で問題化した多胎妊娠。
国や産婦人科医の団体が認めない「救胎手術」の先駆者・根津八紘医師とこれを支援する遠藤直哉弁護士らの闘いは続いている!
この本の内容である多胎一部救胎手術は、「多胎妊娠であるが為に障碍を持つ子どもを作ってしまったという思いから、妊娠初期の段階で胎児数を減ずれば、より安全な妊娠・出産が可能となる」との考えの下で、人工妊娠中絶が許されているならば全部を中絶するよりも、安全で可能であるならば一人でも救う道であるこの手術を決行しました。(本書「おわりに」より)
はじめに
第1部 排卵誘発剤がもたらした多胎妊娠と「救胎手術」
1章 不妊症治療の進め方 吉川文彦
2章 排卵誘発剤の正しい使い方 排卵誘発剤のメリットとデメリットを知る 吉川文彦
【コラム:加齢による卵子の老化】
3章 多胎妊娠の現実 救胎手術に至る多胎妊娠の原因
4章 救胎手術の画期的展開ーー初めての救胎手術の波紋から現在の成功まで 『減胎手術の実際』(1998年刊)より
5章 諏訪マタニティークリニックにおける「救胎手術」と「ガイドライン・心得」
第2部 救胎手術の向上と普及のために
1章 救胎手術に関する法的問題
1節 「5胎すべての救胎失敗」の悲惨な症例の医療過誤訴訟
2節 胎児には人としての損害賠償請求権があるか? 中村智広・小嶋高志
2章 救胎手術の世界の中の日本
1節 根津医師のガイドラインは先進医療か標準医療か?〜分かりやすい排卵誘発剤と救胎手術のガイドラインの解説〜 遠藤直哉
2節 救胎手術を標準医療に 根津八紘・中村智広・小嶋高志
3章 救胎手術データ
おわりに
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