江戸時代の日本では、乱伐により荒廃した森林環境が徳川幕府の長期視点に立つ
育林政策によって再生し、持続可能な森林管理が実現された。
問題解決に成功した社会と失敗した社会の違いはどこにあるか。
現代中国やオーストラリアの惨状を分析しつつ、崩壊の危機を乗り越える道の可能性を探る。
歴史において個別の社会で発生した勃興・隆盛・崩壊のパターンは、
グローバル化した現代ではまさに全地球規模での危機へと拡大しつつある。
資源問題、環境問題、人口問題に政治闘争や経済格差の問題も含んで、
崩壊への因子はより複雑化している。
だが著者は悲観的ではない。観念論ではなく過去の教訓から学んだ
きわめて現実的かつ建設的な処方箋を提示する。
新たに新章「アンコールの興亡」を加えて待望の文庫化。
レビュー(51件)
全米ベストセラーの邦訳版の下巻です!
本書は、古代文明の崩壊及び維持についてその原因を様々な視点から考察した画期的な書です。上巻は方秋下古代文明についての記述が主でしたが、下巻では危機に瀕しながら、的確に状況を捉え、維持してきた文明、例えば、徳川幕府の育林政策で森林再生を果たした江戸時代の日本、過酷な人口制限で社会のバランスを保つティコピア島などを題材に、それらが維持できた要因を解説してくれます。なかなか興味深く、読み応え十分な書です。
もったいなかった
上巻を読み始めてまもなく購入しました。まだ、上巻を読み終えていません。したがって本書はまだ読んでないのですが、内容には興味あるのですが、文章があわない。日本語訳が適切でないのではとも思います。
同じような内容が重なり続けると・・・
いい本だと思いますが、同じような内容が続くと、読み切れない点は否めません…。
好奇心を満たしてくれる。
ダイアモンドさんの本をはじめて読みましたが、本当に私の好奇心を満たしてくれます。これを手始めに、他の本も読んでみようとおもいました。