2004年に刊行した『バイオサイエンスのための 蛋白質科学入門』は、東京工業大学生命理工学部での講義「蛋白質科学」の講義ノートを元に加筆・再構成したもので、幸い読者の皆様から好評を得ることができ、増刷を重ねてきた。しかし、初版発行からすでに16年が経過し、この間、タンパク質概念の変更を迫るようなものも含め、数多くの発見があった。そこで、それらの新知見を補完し、また多色刷りによって大幅にリニューアルしたのが本書である。
多数の美麗な立体構造図を示しながら、タンパク質の基礎から最先端の動向までをわかりやすく解説する。
1.タンパク質とは何か
2.タンパク質の高次構造
3.タンパク質の立体構造を安定化する力
4.ポリペプチドの折りたたみ(フォールディング)
5.タンパク質のサブユニット構造
6.タンパク質の生合成
7.タンパク質と低分子リガンドの結合
8.タンパク質分子の相互作用
9.消化酵素・細胞内プロテアーゼ・エネルギー依存性タンパク質分解システム
10.超分子タンパク質集合体
11.タンパク質の概念に大きな影響を与えた発見
12.ゲノムとタンパク質 -タンパク質科学の新しい局面ー
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