ホロニカル・アプローチとは,心の深層から,身体,関係性や社会に至るまで,人間のありようを部分⇔全体的に俯瞰しながらアプローチする統合的心理療法。定森恭司の独創的な心理支援アプローチです。
今回,前作に引き続き,よりわかりやすく具体的な1冊にまとめてもらいました。
第1章 ホロニカル・アプローチとは
1 ホロニカル・アプローチとは/2 ホロニカル・アプローチ誕生の背景/3 ホロニカルとは/4 生きづらさとは/5 新しい生き方の創造契機としての生きづらさ/6 多様な理論と技法の背景/7 ホロニカル・アプローチの統合性/8 ホロニカル・アプローチの活用範囲/9 被支援者と支援者関係の相互包摂性
第2章 “こころ”とは──“こころ”のホロニカル性について
1 「絶対無」「空」でもある“こころ”/2 脳=“こころ”ではない/3 「絶対無」と“こころ”/4 「空」と“こころ”/5 “こころ”と「自己」と「世界」の関係/6 「自己」と「世界」の不一致・一致/7 「我(私)」について/8 「我」と「自己」と「世界」の関係/9 ホロニカル関係としての「自己」と「世界」/10 ホロニカルな“こころ”の世界/11 因陀羅網の比喩と“こころ”/12 言語と“こころ”/13 量子力学と華厳の描く世界の相似性/14 ある要素に含まれる全体/15 観察主体と観察対象の関係の不確定性
第3章 新しいパラダイム──ホロニカル・パラダイム
1 「自由無碍の俯瞰」による自己と世界の「ホロニカル関係」の実感と自覚/2 場に即した相談体制や面接構造の構築/3 観察主体と観察対象の関係への注目/4 「意識の立場」から「場の立場」へ/5 自我同一性より,自己同一性の重視/6 多層多次元な“こころ”の現象の包括的理解/7 内的世界と外的世界の俯瞰/8 共同研究的協働関係の場の構築/9 西洋と東洋の“こころ”のとらえ方の統合化/10 発見・創造され続ける答え/11 直接体験との照合/12 ホロニカル・アプローチの立場および姿勢
第4章 ホロニカル・アプローチの主要概念
1 “こころ”の理解のための主な概念/2 “こころ”の現象の理解を助ける概念
第5章 自己の発達
1 自己の発達の段階/2 重層的発達/3 自己と場(生活環境)との関係
第6章 ホロニカル・アプローチの方法
1 生きづらさ(苦悩)の意味と扱い方/2 見立て/3 生きづらさの共有化と自由無碍な俯瞰/4 不一致・一致の俯瞰/5 フレームワーク(俯瞰的枠組みづくり)による場づくり
第7章 ホロニカル・アプローチの主な技法
1 小物などによる外在化/2 場面再現法/3 対話法/4 能動的想像法/5 ただ観察/6 超俯瞰法/7 スケール化法/8 無意識的行為の意識化法/9 スポット法/10 三点法
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