戦争世代を親に持ち、戦後のベビーブームのなかで育ち、1960年代末の政治・社会・文化の変動を経験した「団塊世代」の作家たち。本書は、「内向の世代」以降=1980年代以降、空白となっている現代日本文学史を埋める試みとして、7人の作家論を提出する。
序 「敗戦」から75年、その文学風景
第1章 池澤夏樹の文学
第2章 津島佑子の晩年
第3章 立松和平の到達
第4章 中上健次の回帰
第5章 桐山襲のエートス
第6章 干刈あがたと増田みず子
第7章 宮内勝典論
やや長い「あとがき」……同世代の批評家として
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