医学の歴史に関する書物には、古代ギリシアから現代までの歴史を概説的に記述したもの、特定の医師・研究者の業績・生涯をまとめたもの、特定の発見や治療法の開発のみをトピックスとしてまとめたもの、などがあるが、個々の疾患について疾患ごとに記述をまとめ、最近になって顕在化・問題化してきた「新しい」疾患までをも含み、しかも数多くの主要な疾患を網羅してあるものはあまりみられなかった。本書は、160の疾患(群)について、その症状、病気としての認識、診断法・治療法の開発、社会的影響などをまとめた、ユニークなものである。
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