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2匹の勇気が、きっとあなたを強くする!『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』を超える、予測不能なスペクタクル!黒猫のクロは、今まさに自殺しようとする料理人に出会う。彼は婚約者に拒絶され、さらにその彼女を喪い、絶望の淵に追い詰められたのだ。一方そのころ、ゴールデンレトリバーのレオもまた、新たな「未練」を解決しようと動き出した。「人魂」の噂が飛び交い、不審火事件が続く街で、一体何が起きているのか。すべての謎が一つに繋がったとき、シリーズ最大のピンチが2匹に迫っていた。『我が主様』の命により、動物の姿を借りて地上に降り立ったレオとクロ。彼らの本質は高位な霊的存在、いわゆる「死神」「天使」-。「生と死」に寄り添う隣人たちの、心震わせるミステリーシリーズ第3弾!
レビュー(111件)
知念さんの作品は、全て面白くはまってます。 同じフレーズが何度かでてきますが、しつこくない印象で好きです。 次回作も楽しみです。
大好きなシリーズで、新作をずっと待ってたので、本当に嬉しかったです。今回もやはり良かったです。もう一度、前2作品を読み、改めてこの作品を読みます。もう次回作が楽しみで、 今作品より早めに出る事を願ってるところです。
犬と猫との不思議な物語りに三度触れられ至極の歓びです。
ワルツ?
ワルツは三拍子だ。猫と犬と、そしてもうひとり。最後の最後にそのもうひとりが問題の鍵を握ってる。医療の専門用語もなかなか面白い。暗黒に垂れ下がったロープを手繰り寄せるように、疑問を紐解きながら読み進める事が好きな人には向いてると思う。
レトリバー好きなのでゴールデンレトリバーの死神が主人公ということで読み始めたシリーズでしたが、一作目を読み終わった時には作者のファンになっていました。軽く読めるけど読み終わると温かい気持ちになれました。今作はこれから夏休みに読むのを楽しみにしてます。レオとクロの関わりが楽しみです。